正当化の詩

優しい人になりたいけれど
だからお前は何様だよと
思う私は優しい人にはなれません
わかったようなふりした聖人君子
若さだけが空を飛んでいるようで
過去を懐かしむことは
好きではないけれど
凍った鹿肉を頬張った成人の日
あの日の私が
あなたに言葉を送るなら
「だからお前は何様だよ」

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