不特定多数の詩

無機質な色のない言葉で
君を救いたいんだ
誰かに言われた同情の
「大丈夫?」でもなく
仕方なく発せられた
「ありがとう」でもない
ただの文字の羅列で
君の救いになりたいんだ
誰もが目にする僕の言葉が
たった一人に突き刺さるように

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