雪に別れを告げ、出逢う

踏みしめる度に自分の影が
迫ってくるようだ
真っ白な足跡が僕を責める。
閉鎖的な世界で息をする
孤独は人を優しくしない。
やがて暖かな風が頬を撫でた
桜の匂いと木漏れ日が僕を包む。
君は冬だった、僕は春が好きだった
ただ、それだけのこと。

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